はじめに
今回のキーワードは、【 トリミング 控え ケア 】。
物価高騰の影響で、これまで月1回だったトリミングを、1.5~2ヶ月に1回に控える飼い主さんが増えています。
中には、ご自宅で“間に合わせシャンプー”をして凌いでいる方も少なくありません。
しかし、その自己流ケアが被毛トラブルや皮膚トラブルのもとになることがあるのをご存知ですか?
トリミング控えが進む今のペット事情

- トリミング料金は年々上昇している(多くが9,000~18,000円/月)
- トリミング関連市場は拡大傾向にもかかわらず、家計とのバランスで頻度は減少傾向に
- 結果として、我流のシャンプーやセルフウォッシュの利用などに頼るケースも増加中
自己流シャンプーの落とし穴

- pHバランスが合わないシャンプー(ベビー用といった人間用など)を使用すると、犬の皮膚に炎症や乾燥を起こすリスクがあります。短期的に水で洗う場合でも、濃度や洗浄方法に注意が必要です
- 毛玉ができやすく、被毛のツヤや質が落ちる
- 乾かし不足・拭き残しにより、フケや湿疹が発生しやすくなる
- 耳掃除や爪切りなど、ケアの抜けも見られやすい
トリミング再開時に起こる困った事態

- 毛玉料金の追加請求や「毛玉カット料」が発生
- 被毛が痛んで仕上がりが崩れ、犬もストレスに
- トリマーが対応できず、予約が困難になるリスクも
正しいおうちケアでトラブルを防ごう

- ブラッシングは毎日、最後はコームでチェックするのを忘れずに
- 犬用のシャンプーを使い、「泡立て」「完全すすぎ」「しっかり乾かす」を徹底
- 耳まわり・足裏・肉球チェックを併せて実施
➤ 市場でも、被毛製品やブラシ類などの家庭用ケア商品需要が高まっています
今こそプロのお手入れ教室を活用!
「正しい道具の選び方」「ブラッシングの順序」「しっかり乾かす手順」など、プロに学べば再開までの期間も安心。
One for Dogのお手入れ教室では、初心者でも自宅でできる実践ケアが学べます。
まとめ
トリミング頻度を控える必要がある今だからこそ、自己流ケアのリスクを知り、正しいお手入れを身につけることが大切です。
プロに頼るだけでなく、飼い主が愛犬に触れる「日々の実践=習慣」が、次のトリミングを快適にし、結果的に経済的にも負担を減らします。