最近、飼い主さんの間で増えているのが
自宅でのセルフトリミングです。
- トリミングサロンの予約が取りにくい
- 愛犬が高齢になってきた
- 自宅でもできるお手入れを覚えたい
そんな理由から
「自分でケアをしてあげたい」と考える飼い主さんが増えています。
とても素敵なことだと思います。
ただしここで、
プロのトリマーとして一つだけお伝えしたいことがあります。
セルフトリミングで一番大切なのは“道具”ではなく“場所”です。
ハサミやバリカンを買う前に、
まずは 安全に作業できる場所を整えること がとても重要です。

犬のトリミングに最も適した場所
当然ですが、
トリミングに最も適しているのは トリミングテーブル です。

トリミングテーブルは
- 滑りにくい天板
- 安定した高さ
- 犬が飛び降りにくい設計
- 十分な強度
など、トリミングのために設計されています。
ただし家庭用としては
- サイズが大きい
- 価格が高い
という理由から
導入が難しい場合も多いでしょう。
そこで今回は
一般家庭でも使われている場所の中から
セルフトリミングに使える可能性のある場所
を紹介します。
自宅でセルフトリミングに使える場所

アイロン台

意外と多いのが
アイロン台を使う方法です。
メリット
- 折りたたみできる
- 高さ調整できる
- コンパクト
ただし注意点があります。
デメリット
- 強度が弱い
- 動く犬には危険
- 天板が狭い
そのため
- 超小型犬
- トリミングに慣れている犬
に限定した方が安全です。
家のテーブル

自宅のテーブルを使う方法もよくあります。
メリット
- 高さが作業しやすい
- 安定している
- 広さがある
ただし天板が広すぎると
犬が動き回って危険です。
おすすめは
壁に寄せて作業すること
壁があるだけで
落下のリスクを減らすことができます。
洗面台

実は出張トリマーが
よく利用するのが 洗面台 です。
メリット
- シャンプーがしやすい
- 掃除が簡単
- ドライヤーが使いやすい
- 高さが作業しやすい
さらに鏡があることで
反対側の様子も確認できる
というメリットもあります。
洗面台の上に
滑り止めマットや板を置くと
安定した作業スペースになります。
セルフトリミングに役立つ便利グッズ
レジャーシート

トリミング後に困るのが
散らばる被毛です。
レジャーシートを敷くだけで
掃除がかなり楽になります。
滑り止めマット

犬は足が滑ると
それだけで不安になります。
滑り止めマットを使うことで
- 足場が安定する
- 犬が落ち着く
- ケガ防止
につながります。
犬のセルフトリミングでやってはいけないこと
自宅でのお手入れは
愛犬とのコミュニケーションにもなります。
ただし次のようなケースは
事故の原因になることがあります。
- 床で作業する
- 犬を抱っこしたまま”カット”する
- 嫌がる犬を無理に押さえる
- 滑る場所で作業する
特にハサミやバリカンは
ちょっとした動きでケガにつながる可能性があります。
無理をせず
少しずつ慣らしていくことが大切です。
セルフトリミングで大切なのは日常のお手入れ
トリミングというと
カットをイメージする方が多いですが
本当に大切なのは
- ブラッシング
- 爪切り
- 足裏バリカン
- 耳掃除
などの 日常のお手入れ です。
この部分をきちんと行うだけでも
トリミングの負担は大きく減ります。
まとめ|セルフトリミングは「安全」が最優先

自宅でのお手入れは
愛犬との大切な時間でもあります。
ただし
・危険な場所
・無理な姿勢
・自己流
は思わぬ事故につながることもあります。
「これで合っているのかな?」
そんな不安がある方は
一度プロから正しい方法を学ぶこともおすすめです。
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※この記事は2018年に公開した内容を、現在の飼育環境に合わせて2026年に更新しています。


