先日、都内某所にあるトリミングサロンにお邪魔し、スタッフ研修を担当してきました。
実は以前にもご依頼をいただいたサロンさんで、今回は「新卒トリマーを迎えたので指導してほしい」とのこと。
僕自身、第一線から退いた“ご隠居トリマー”。
トップトリマーのようなセンスは持ち合わせていません。
そこで今回のテーマは 「丁寧な仕事」。
多くの飼い主さんが望んでいる“気の利いた仕上がり”を中心に伝授してきました。
何処の馬の骨ともわからない僕を、皆さんが前のめりで迎えてくれたことに感謝の気持ちが止まりません。
少しでも日々の作業のヒントになれば幸いです。
教える場が増えてきた
振り返れば、去年あたりから現役トリマーさんを指導する機会が増えてきました。
新卒、復帰、独立…。
それぞれの事情を持ったトリマーさんたちと出会うきっかけになっているのは、やはり「お手入れ教室」という学び舎の存在です。
僕自身にとっても、多くの刺激をいただける貴重な場になっています。
原点は2012年の取材記事
思い返せばこの「教えたいムーブ」は、2012年に受けた専門誌の取材からも垣間見えます。
(※詳細はオンラインサロン内にて)
経験と失敗を積み重ねてきた「秘伝のタレ」。
職人の世界なら決して手放さないはずのそれを、僕はカルディで見つけた調味料のように配って歩いている…。
だからこそ、この仕事は天職なのだと思います。
勉強会は続く…
今週末にもまた、新たな現役トリマーさんがスキルアップに訪れる予定。
朝礼には「 トリマー勉強会 」と名付けてみましたが、そろそろ表札を掲げても良いのかもしれません。
そうそう、先日はオンラインを使って初めての勉強会にも挑戦しました。
アーカイブは下記のリンクからご覧いただけますので、興味のある方はぜひ覗いてみてください。