トリミングサロンの待合室で、ラジオが流れるスピーカーに耳を傾けながら愛犬を抱いて座る飼い主の様子

「言いづらいこと」を、誰がどう伝えるかという話

トリマー、ドッグトレーナー…
犬に関わる仕事には、さまざまな立場があります。

その中で共通しているのが、
「本当は伝えたほうがいいけれど、直接は言いづらいことがある」
という現場の悩みです。

現場では、正論ほど伝えにくい

トリミングサロンやしつけの現場では、
犬の体調、性格、生活環境など、
飼い主さんに伝えるべき情報が日々たくさん生まれます。

しかし実際には、

こうした要因が重なり、
「今日は言わずにおこう」という判断が積み重なっていきます。

それは怠慢ではなく、
むしろ現場を知っているからこその判断でもあります。

「直接言わない」ことが、最善な場合もある

たとえば、

こうした話題は、
正しく伝えようとするほど誤解を生みやすいものです。

相手を責めるつもりがなくても、
「否定された」「注意された」と受け取られてしまうことも少なくありません。

だからこそ、
必ずしも“当事者が直接伝えること”が最適解ではない
というケースが存在します。

第三者だからこそ届く言葉がある

僕がラジオや文章で発信している内容は、
特定の誰かに向けた注意や指摘ではありません。

あくまで、

これらを、個人を特定しない形で言語化しています。

その結果、

という効果が生まれます。

現場の負担を減らす「緩衝材」として

あるトリミングサロンの方から、

飼い主さんに直接言いづらいことも、
ラジオという形なら受け入れてもらいやすい

という声をいただきました。

これは、
第三者の発信が“緩衝材”として機能している
一例だと感じています。

現場がすべてを背負わなくていい。
でも、大事なことはどこかで伝わっている。

この状態は、
飼い主さんにとっても、現場にとっても健全です。

「誰が言うか」で、届き方は変わる

今配信している内容のひとつに、
「トリミングから考える犬種選び」というテーマがあります。

これは、

を、第三者の立場から整理したものです。

トリミングサロンの店内でBGMとして流す、
という使い方も、ひとつの選択肢だと思います。

直接言えないことがあってもいい

すべてをその場で伝えなくてもいい。
無理に正論をぶつけなくてもいい。

ただ、
どこかで「知る機会」があること
それが、犬と人の関係を長く続けるためには重要です。

言いづらいことは、
必要であれば、第三者に任せる。

様々な音声メディアで配信しています

One for Dogにご縁のある皆さまへ音声配信アプリを通して犬に関わる様々な情報を放送しています。ライブ配信では「これから犬を飼う人の相談会」も収録しています。愛犬とのお散歩タイムにでもお耳を拝借できたら幸いです。

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