先日、One for Dog のYouTubeに公開されたのは、第5回 愛犬文化フェスの目玉企画「ドッグダンス発表会」の合同練習風景。
One for Dogアンバサダーがお届けする、笑いあり涙ありの人情ダンスです。
犬は踊っているわけではない
「わんちゃんが曲に合わせて踊ってる〜」
そんな風に見えるかもしれませんが、実際は違います。
曲に合わせているのは人間であり、犬は飼い主さんの指示に従っているだけ。
振り付けによって“踊っているように見せる”のがドッグダンス。
だからこそ、そこに至るまでの練習や努力が垣間見えるのです。
生まれながらのダンサードッグなどいません。
日々の練習の積み重ねがあって初めて、エンタメとして成立しているんです。
テレビの“賢い犬”映像に物申す
一方で、僕がどうしても解せないのは、テレビなどで流れる「賢い犬」の映像編集。
例えば…
ドーベルマンがオヤツを勝手に食べて、戸棚からストックを補充して誤魔化す。
飼い主さんは気づかず「かしこーい!」と褒める。
\ え〜!かしこーいっ!! /
・・・って、んなわけあるかーーーーい!
そこは「よく教えたね〜」でいいでしょ?
天然 > 訓練、みたいな編集ってどうなんだろう。
実際は膨大な練習の賜物なのに。
動物番組でよくあるアフレコ演出も、正直ミスリードが過ぎます。
子どもたちに“嘘”を教えるような見せ方は、僕は好きになれません。
One for Dogが目指すエンタメ
犬は犬として。
動物は動物として。
敬愛の気持ちをもって表現することもまた、動物愛護のひとつだと思っています。
One for Dogが目指すエンタメは、犬を「子供だまし」に使わず、きちんと理解を深められるもの。
それが「愛犬文化」をつくる第一歩だと信じています。
🐾 第5回 愛犬文化フェス 開催決定!
📅 日時:2025年11月1日(土)11:00~16:00
📍 場所:無印良品 東武動物公園駅前店
└ みんなの広場/Open MUJI 学び舎 ほか