ミニチュアダックスフンド

初対面の犬に嫌われないコツ|“目を合わせない”が信頼の第一歩

犬との信頼関係を築く第一歩、それは「目を合わせすぎないこと」かもしれません。
人間の常識では、相手の目を見て話すのがマナーとされていますが、犬にとっては違います。特に“はじめまして”の犬に対しては、その行動がかえって警戒心を高めてしまうこともあるのです。
この記事では、初対面の犬に対して好印象を持ってもらうための接し方や、犬との適切な距離感について解説します。

見つめることが“圧”になる?

「初めて会う犬に、なぜか毎回警戒されてしまう…」

そんな経験、ありませんか?
実は、犬にとって“じっと目を見つめられる”という行為は、相手からの挑発や敵意と捉えられる場合があります。
特にシャイな性格の犬や、社会化期に十分な経験ができていない犬は、人間からの視線に強く反応してしまう傾向があります。

信頼関係は“無関心”から始まる

犬に警戒されないために、最初に大切なのは「放っておく」こと。
一見、逆効果のように思えるかもしれませんが、相手が安心して環境を探索し、こちらの存在に慣れる時間を与えることが大切です。
自ら匂いを嗅ぎに来た時が、ファーストコンタクトのベストタイミング。
この時も、“来てくれて嬉しい!”という態度を全開にしてしまうと、犬にとってはプレッシャーになることもあります。
静かに、そしてさりげなく手の匂いを嗅がせる。それだけで十分です。

犬にも“心の準備”がある

犬は、環境や相手の様子をよく観察しています。
そのため、初対面の人間がいきなりテンション高く近づいてきたり、手を伸ばしてきたりすると、驚いたり怖がったりするのは当然です。

「犬にも事情がある」

これは、One for Dogが大切にしている教えのひとつです。
相手の気持ちやペースを尊重してあげることで、犬との信頼関係は自然と築かれていきます。

まとめ|“目と目で通じ合う”のは、もっと先でいい

初対面の犬にとって、一番安心するのは“関心を持たれすぎないこと”。
焦らず、慌てず、犬自身が心を開くタイミングを待つことで、お互いにとって心地よい関係を築くことができます。
無理に仲良くなろうとせず、まずは“気にならない存在”を目指す。
それが、犬と人との良い出会い方かもしれません。

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