早速ですが本題です。
今日は自分で自分を褒めてやりたい、そんな気分のお話です。
One for Dog が敷いたレールの先に
「お手入れ教室」から始まった、飼い主さんとの伴走
\これがドッグサロンの答えだー!/
そう吠えたのは、かれこれ2年前のこと。
飼い主さんと愛犬の成功体験をつくる「お手入れ教室」。自己流だったお手入れがうまくいかず、「もっと前から知っときたかった…」と漏らす方も少なくありません。
けれど、その裏には“教えてこなかった僕たち犬界人”の責任もあります。
“教えてないから知らないだけ”
この課題を解決するのが、One for Dog の役割です。
ステップをさかのぼる文化をつくる
「しつけ教室」へ──お手入れの前にできること
犬を飼い始めてから問題行動が出てからでは遅い。
日本では「しつけ」は必要に迫られた時にしか注目されませんが、本来は“他者に迷惑をかけないための最低限のマナー”です。
公共施設に犬を連れていける場所が限られている日本だからこそ、義務教育としての「しつけ教室」が必要なのです。
「はじめてトリミング」へ──しつけの前にできること
社会化期の子犬と新米飼い主さんのために、ワクチン未接種の子犬限定でサロンデビューを見守る「はじめてトリミング」も誕生しました。
見学・学び・実感を通じて、“知る”を増やす参観スタイルは、飼い主としての意識変革を促します。
「 これから犬を飼う人の相談会 」へ──そのさらに前にできること
けれど、ワクチン接種前の子犬を迎えた時点でさえ遅いこともあります。
だからこそ、飼う前に参加できる「これから犬を飼う人の相談会」を開きました。
犬を飼う決断は“家族の未来”をつくること。
その大事な判断に、僕らプロが伴走すべきなのです。
モデルケース第一号が生まれました!
そして、この長いレールを実際に走ってくださったご家族が、ついに一連のコースを完走!
- 2023年8月 「 これから犬を飼う人の相談会 」参加
- 2023年9月 子犬お迎え
- 2023年9月 「はじめてトリミング」参加
- 2023年12月 「しつけ教室」開始
- 2024年11月 「しつけ教室」修了
- 2024年11月 「お手入れ教室」開始
- 2025年5月 「お手入れ教室」基礎コース修了
愛犬文化フェスへの参加もあり、まさに理想的なドッグライフの形です。
感想メッセージに泣いた件
先生の丁寧で分かりやすいご指導のお陰で、無事に基礎コースを修了する事ができました。…(以下省略)
この方は、実際のトリミングは別のトリマーさんにお願いされています。それでも、One for Dog の存在が大きな支えとなっているという事実。
それが理想だと思っています。
全員参加の犬育てを
トリミングサロンではできないことを、One for Dog がカバーする。
その関係性こそが、犬を取り巻く社会を変えていくのだと思います。
そして、体験者の存在こそが最大の広告塔です。
僕は今日も、レールを敷き、磨き続けます。
線路は続くよどこまでも。