愛犬のシャンプー後、
「ちゃんと乾かしたつもりなのに、なんだか臭う…」
そんな経験はありませんか?
実はこれ、多くの飼い主さんがやってしまっている
“生乾き”が原因かもしれません。
しかも厄介なのは、
「きちんと乾かしているつもり」で起きていること。
今回は、現場でよく見る“乾かしの落とし穴”と、
正しいドライヤーの使い方についてお話しします。
愛犬を「きちんと乾かしたつもり」になっていませんか?
多くの飼い主さんは、決して手を抜いているわけではありません。
むしろ、
「しっかり乾かしたい」と思っている方がほとんどです。
それでも生乾きになってしまうのは、
“やり方”ではなく“前提”がズレているからです。
なぜ愛犬は生乾きになってしまうのか?
もつれを梳かしきっていない
毛が絡んだままだと、風が中まで届きません。
表面だけ乾いて、中は濡れたままになります。
シャンプーの使い過ぎとすすぎ残し
原液を多く使うことで、泡切れが悪くなり、被毛や皮膚に残りやすくなります。
結果として、乾きにくくなるだけでなく、皮膚トラブルの原因にもなります。
タオルドライ不足(ここで8割決まる)

お風呂場から脱走してしまったり、しっかり拭ききれていないケースはとても多いです。
この段階で水分が残っていると、ドライヤーではカバーしきれません。
また、タオルは速乾タオルよりも「吸水タオル」の方がおすすめです。
しっかり水分を取ることが何より重要です。
ドライヤーの風量が弱い
家庭用ドライヤーでも問題はありませんが、風量が弱いと乾かしている時間が長くなるだけです。
最近では、安価なブロアー(ホースドライヤー)も手に入るようになっています。
風量が確保できると、乾かしの精度は一気に上がります。
ドライヤーの当て方が間違っている

ただ風を当てているだけでは乾きません。
ポイントは、被毛をかき分けて“根元に風を入れる”ことです。
ここができていないと、中だけ濡れた状態が残ります。
愛犬の動きを止められない
動いてしまうと風が当たらず、同じ場所が乾きません。
結果として、乾きムラが生まれます。
乾いた状態の判断が甘い

ここは非常に重要です。
濡れている状態は、毛が束になり毛色が濃く見えます。
乾いている状態は、毛が一本一本パラパラで毛色も軽くなります。
触るだけでなく、“見た目”で判断することが大切です。
細かい部位まで確認できていない
乾き残しが多いポイントは、耳のふち、足先、内股、尻尾、目の周りです。
これらの部位が、臭いやトラブルの原因になりやすい場所です。
最後のコーミングをしていない

これが最終チェックです。
コームで梳かして引っかかる場合は、まだ濡れています。
正しいドライヤーの使い方(プロの手順)
- もつれを取りきる
- しっかりタオルドライ(吸水タオル推奨)
- 風量を確保する(可能であればブロアー)
- 被毛をかき分けて根元に風を入れる
- 部位ごとに分けて乾かす
- 最後にコーミングでチェック
ポイントは「乾かす」のではなく「水分を飛ばす」意識です。
なぜここまで乾かす必要があるのか?
生乾きは、雑菌の繁殖や皮膚トラブル、臭いの原因になります。
さらに、トリミングの仕上がりにも大きく影響します。
ご自宅ケアには限界があります
ここまで読んで、「難しいな」と感じた方もいるかもしれません。
そのためのお手入れ教室を、One for Dogでは提供しています。
大切なのは、正しいやり方を知ることです。
まとめ
生乾きは“乾かし方”だけでなく、“準備”も大切な要素です。
One for Dogでは、こうした日々のお手入れを“飼い主さんが学ぶ”教室を行っています。
「なんとなくやるケア」から
「理解してできるケア」へ。
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