“飼い主さんのためのお教室”を掲げている One for Dog ですが、その中でも特に好評いただいているのが「しつけ教室」です。
この教室、実はSNSやブログでは「飼い主さんが学ぶしつけ教室」と強調しています。なぜなら、犬を変えようとする前に、まずは飼い主さん自身の接し方を見直す必要があるからです。
犬の問題行動、その原因は?
愛犬のお散歩中にこんなお悩みありませんか?
- 他の犬を見ると吠える
- 人が通ると威嚇する
- 興奮が収まらない
- リードを引っ張る
- 拾い食いが治らない
これらはよく耳にする相談ですが、つい「犬の問題」と捉えがちです。
実は「犬」ではなく「人」に原因が?
例えば犬から見れば、お散歩は自由気ままな時間が理想。しかし実際はリードで制限され、見慣れないルールが満載です。犬にとっては、まるで異国の町を突然歩けと言われるようなもの。
飼い主さんが「何度教えても吠える」「引っ張りグセが直らない」と悩むのは、主語が常に「犬」になってしまっているからかもしれません。
犬を変えるより、自分を変えるほうが早い!
犬に「言葉」で伝えるのは難しいもの。伝わらなければ、ガミガミ叱っても逆効果です。そこで大切なのは、自分自身の接し方や伝え方を変えること。
- 褒め方を工夫する
- タイミングを変える
- 言葉ではなく態度や雰囲気で伝える
これらを意識することで、愛犬も「この人はわかってくれる」と信頼を寄せてくれるようになります。
しつけは「自分磨き」
ドッグトレーニングは、犬のためだけでなく、飼い主さん自身の学びや気づきの場でもあります。愛犬にとって安心できる存在となるために、まずは自分を磨いてみませんか?
少し視点を変えるだけで、思い詰めていたお悩みに光が差すかもしれません。