「愛犬文化創出プロジェクト」へ名称変更|トリマーの交流から広がる活動

愛犬文化創出プロジェクトのロゴ。地球を背景に人と犬が並んで座る姿と、「犬と人のより良い文化を、みんなでつくる。」のメッセージ。 愛犬文化ジャーナル

One for Dogが運営する「トリマーのこれからを語る会」は、このたび「愛犬文化創出プロジェクト」へ名称を変更しました。

トリマーの働き方や業界の未来について語り合う場として始まったこの会には、現在、さまざまな分野から犬に関わる方々が参加しています。

交流を通じて、相談や情報共有に加え、一緒に活動する動きも生まれてきました。今回は、名称変更の背景と、これまでの活動をご紹介します。

「トリマーのこれからを語る会」の始まり

この会は、技術だけでなく、働き方や人材育成、業界のこれからについても語り合える場所をつくりたいという思いから始まりました。

2026年6月25日には、無印良品 東武動物公園駅前で初めての交流会を開催。トリマーやサロンオーナー、専門学校生に加え、メーカーやシステム開発会社の方にもご参加いただきました。

同じ犬に関わる仕事でも、立場が違えば、日々感じている課題や持っている知識は異なります。

お互いの経験や考えを直接聞くことが、自分の仕事を見つめ直すきっかけになる。初回の交流会では、そんな手応えを感じることができました。

発足の経緯や当日の様子は、以下の記事でご紹介しています。

トリマーの交流会を開催しました|第一回「トリマーのこれからを語る会」活動報告
2026年6月25日、無印良品 東武動物公園駅前にて、第一回「トリマーのこれからを語る会」を開催しました。当日はトリマーだけでなく、トリミングサロンのオーナー、メーカー、システム開発会社など、さまざまな立場の方々にご参加いただき、90分では…

犬との暮らしを支える、多様な分野の32名が参加

2026年9月13日現在、参加者は34名となりました。

トリマーを中心に始まったつながりは、犬の健康や暮らし、福祉、飼い主さんの心のケアなど、幅広い分野へと広がっています。

参加者には、次のような方々がいます。

  • サロン・動物病院・出張など、さまざまな形で働くトリマーやサロンオーナー、専門学校生
  • 獣医師、ドッグマッサージに携わる方、理学療法士
  • 犬の保育園経営者、ペット業界の専門商社、自然派ペットフード専門店
  • 一級建築士、フォトグラファー、ラジオパーソナリティ
  • 保護犬活動やセラピードッグの育成、動物介在支援に取り組む方
  • 臨床心理士、ペットロスカウンセラー、ペットのお別れやメモリアルケアに携わる方

日々のトークルームでも、参加者同士のやり取りが続いています。主催者からの発信だけでなく、それぞれが話題を持ち寄り、交流する場になってきました。

「トリマーのこれからを語る会オンライン」開催後、ペット業界の新たな連携が始まりました
先日、ペット業界で働く人や関わる人たちが交流する「トリマーのこれからを語る会」をオンラインで開催しました。当日のZoomには、トリマーをはじめ、千葉県で活動するセラピストや北海道の一級建築士など、地域も職業も異なる方々が参加。それぞれが現在…

情報交換から、協力し合う関係へ

参加する方の広がりとともに、交流の内容にも変化が生まれています。

誰かが困りごとを共有すると、別の分野の方から「それなら力になれるかもしれない」と声が上がる。それぞれの活動を紹介し合い、応援したり、一緒に何かを始めたりする動きも出てきました。

ある人が日々の仕事で培ってきた知識や経験が、別の人にとっては課題を解くヒントになる。専門や立場を越えてつながることの意味を、こうしたやり取りから感じています。

まだ大きな成果をご報告する段階ではありませんが、会話の先に小さな実践が生まれ始めています。

「トリマー」という職種の枠を越え、「語る」ことから活動へと広がっている。その現状を表す名前として、「愛犬文化創出プロジェクト」へ変更することにしました。

「愛犬文化創出プロジェクト」という名前に込めた思い

「犬文化を創出する」という言葉は、代表の齋藤が前職時代に大きな影響を受けた方から聞き、大切にしてきた言葉です。

独立してOne for Dogを立ち上げた際にも、ホームページに「より良い犬文化を創出する」と掲げました。

今回の名称変更では、あらためてこの言葉に立ち返りました。

犬に関わるさまざまな人が集まり、知識や経験、課題やアイデアを共有する。共感した人同士がつながり、それぞれの得意なことを持ち寄って、できることから形にしていく。

そうした積み重ねが、犬と人のより良い暮らしにつながっていくのではないかと考えています。

「愛犬文化創出プロジェクト」という名前には、一人の力だけでなく、さまざまな立場の人とともに取り組んでいきたいという思いを込めています。

つながりを、犬と飼い主さんへのより良い支援に

名称は変わりますが、活動の基本はこれまでと同じです。

話すこと、相談すること、情報を共有すること。そして、必要に応じて協力し、一緒に取り組んでみることを大切にしていきます。

One for Dogは、飼い主さんが学ぶためのお教室を運営しています。その学びを支えるためには、私たち専門家も知識を深め、ほかの分野の視点に触れ続けることが必要だと考えています。

この場で得た気づきやつながりを、それぞれの現場へ持ち帰り、犬と飼い主さんへのより良い情報やサービスにつなげていく。それが、この活動で目指していることです。

「トリマーのこれからを語る会」から生まれたつながりを、今後は「愛犬文化創出プロジェクト」として育てていきます。

具体的な取り組みや活動の様子は、今後も当サイトでご報告してまいります。